サイプレスとゴッホ(Nardアロマアドバイザーで学ぶ精油)

サイプレスは針葉樹、ヒノキ科の植物です。
和名は、西洋イトスギ(糸杉)。ヨーロッパでは教会や墓地、公園によく見られます。
サイプレス

(1)学名の由来とギリシャ神話

サイプレスの学名は、Cupress sempervirensです。

学名のCupressは、ギリシャ神話のキュパリッソス少年に由来します。この少年は、仲良しの鹿を誤って殺してしまったため、嘆き悲しみます。

永遠にこの鹿の死を悼み続けたいという少年の願いを、太陽神アポロンが受けました。このため、少年はサイプレスの木に生まれ変わり、”死者を哀悼する木”となり、墓地に植えられるようになりました。

(2)炎の画家ゴッホの描くサイプレス

サイプレスを好んで書いていた画家のゴッホです。炎の画家ゴッホと呼ばれますね。
それは、このサイプレスの木を”燃える炎”のように描き、そして、この木をよくモチーフにしていたことからとも言われます^^

また、彼の人生そのものが激しい炎のように情熱的だったから、という理由もあります。ゴッホの人生は37年で幕を閉じましたが、画家を始めたのは26歳からなので、画家として活動した約10年だけです。この10年の間に2,000点もの作品を残しました。

ゴッホの”イトスギ(サイプレス)と星の見える道”は、晩年の代表作の一つです。ピストル自殺をする2カ月前に書き上げた作品です。

ゴッホ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイプレスを誕生花にした日は、一年の一番最後である12月31日です。そして、サイプレスの花言葉は、”死”・”哀悼””絶望”です。

夜空は闇を表し、この作品に描かれたサイプレスは、まるで彼の人生の最後の時間や死、希望のないことを表しているかのようです。
彼の晩年は精神病院に入院していました。そして、最愛の弟テオへの手紙には、「いつも糸杉に心惹かれている」とし、サイプレスの姿をエジプトのオベリスクのように調和があると表現していました。絵の中央に、死の象徴であるサイプレスを描いています。

このように、サイプレスは死の悲しみや、哀悼を表す木です。
精油を使うときには、こういう悲しみに向き合うときに役に立つ香りなのかもしれませんね。

★サイプレスのお話はこちらにもあります!

 

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この記事を書いてる人

川口 三枝子
川口 三枝子ナード・アロマテラピー協会認定校AromaTime代表
ナード・アロマテラピー協会認定校AromaTimeスクール代表
ナード・アロマテラピー協会アロマ・トレーナー、アロマセラピスト・トレーナー
アロマ歴20年、AromaTimeとして活動して12年目です。
アロマ・トレーナー&アロマセラピスト・トレーナー資格取得者は、ナード・アロマテラピー協会で全国でも30名しかいない、0.5%の最上級資格です。

植物オタクです♪趣味は、植物園巡り・緑いっぱいのお庭でハーブを育てること。季節ごとに、生徒さんと植物園巡りをしてワイワイ楽しんでいます♪

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